治験には研究的・試験的側面がありますので、患者様の安全に配慮した綿密な治験実施計画書に基づいて慎重に進められます。治験に至るまでの試験では、生体への安全性を確認しております。毒性が強い薬剤や副作用の起こる確率はかなり低くなっておりますが、患者様の健康状態や体質、体力が健康な方と異なるために副作用が
発現する場合もあります。
また、妊婦、胎児への影響がまだわかっていないので
、治験中は必ず避妊が必要です。(治験によっては、内服開始前に妊娠検査を行います。)
副作用の発現を少なくするためには、
@担当医師の指示通りの服薬をする A薬でアレルギーの経験がある場合は事前に伝える
ということが大事になってきます。
副作用を未然に防いだり、適切な処置を早めに受けるためにも、いつもと違う状況があれば、担当医師または、担当CRCにお気軽にご相談下さい。
また、院内には、治験審査委員会が設置されており、定期的に治験の安全性がチェックされています。治験は安全性を重視して実施されています。 |