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TOPページ >> 認知症ケア >> シリーズ2 シリーズ2:受診を勧めるにはどうすればよいですか? 「認知症かも?」と感じたら、本人の気持ちに十分に配慮してから受診する必要があります。 「あなたは認知症かもしれない、病院に行きましょう」と無理やり受診させるのは、本人のプライドを傷つけてします。異変に気づいてもそのことを理由にしないほうが良いです。「健康診断のお知らせがきていますよ」「私が健康診断に行 きますからいっしょに受けませんか」などと誘います。「(信頼している)かかりつけの先生から勧められました」と付け加えると本人も「行ってみようか」と思われるかもしれません。脅されたり叱られては行く気になりませんので、無理強いはしません。焦って車に乗せると信頼関係が壊れ、不信感を抱かせてしまいます。拒否をする場合は次の気分の良い時まで待ちます。 病院には必ず予約を入れておきます。病院に着いてから待ち時間が長いと、帰ってしまうかもしれませんので待ち時間を少なくするためです。 受診の日は直前に伝えます。早くから伝えると日が近づくにつれて、緊張し当日になって「行かない」と言い出す人が多くいます。「病院の帰りはどこかで食事でもしましょう」と楽しみを作っておくと行きやすいですね。 受け付けの際に、日頃の気になる様子を書いたメモを本人のわからないように提出し、「本人には健康診断と言ってきました」と伝えます。本人が信頼する人が同伴し、安心できる状況で診察が出来るように配慮します。 9月1日に光の森のゆめタウンで、心の健康相談があります。よろしければご一緒にお立ち寄り下さい。 文責:認知症看護認定看護師 北原こゆき
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