TOPページ >> 病棟紹介
看護単位(病棟)の紹介
ウイング1病棟 (一般精神)
総合失調症や気分障害、認知症に伴う周辺症状などにより、社会生活や日常生活が困難になった患者様に対して医療・看護を提供しています。
特に、治療抵抗性の統合失調症の患者様に対してクロザピンの薬物療法を行っています。
また、医師、看護師、精神保健福祉士、心理士、作業療法士など多職種によるカンファレンスを定期的に行い、患者様の個別性を重視した支援を行っています。
ウイング2・7病棟 (重症心身障がい者)
自閉症やてんかん、精神発達遅滞などで強度行動障害を持つ方を多く受け入れています。
医師、看護師、療養介助専門員、児童指導員、保育士、作業療法士、理学療法士等の専門的な知識・技術を持ったスタッフが、利用者の皆様の個性を活かした日常生活支援を通して成長発達を促し、QOLを考えたサービスの提供に努めています。
ご家族の思いを大切にしながら、信頼される看護が提供できるよう取り組んでいます。
ウイング3病棟 (認知症)
認知症治療病棟として、精神症状や行動障害が著しく、重度の認知症患者に対して専門的な治療や生活機能回復訓練を通して自宅や施設での生活を可能にすることを目ざしています。
主な治療内容は、精神療法・薬物療法・日常生活機能回復訓練です。
認知症高齢者のケアの原則「メンタルケアの10ヶ条」に基づき、専門的で質の高い看護が提供できるよう取り組んでいます。
また、「家族教室」を開催し、認知症高齢者を抱える家族の支援を行っています。
ウイング6病棟 (医療観察法)
医療観察法(心神喪失等の状態で重大な他害行為を行なった者の医療及び観察等に関する法律)に基づき、指定入院医療機関として平成19年9月、全国で11番目に開設された病棟です。
入院期間を「急性期」「回復期」「社会復帰期」の3期に分け、概ね18ヶ月での退院を目指し、各期の目標を設定し、多職種チームによる治療及び定期的評価を行なっています。
疾病と対象行為の関係性(内省・洞察)を重視し、同様の行為をおこすことなく社会復帰ができることを目指して、多職種による治療プログラムを実施しています。
外 来
精神科・神経科・心療内科・リハビリテーション科(精神)・歯科(入院患者対象)を診療科とし、一般精神、発達障害、鬱病等や認知症の外来を行なっています。
受診調整を図りながら、患者様及びご家族の皆様が安心して来院できるように努めています。
地域医療連携室やデイケアと協働し、精神科デイケア・精神科訪問看護により、精神疾患を有する患者様へのケアを実践しています。
地域医療連携室
地域医療連携室は、平成21年10月に開設し、平成24年度から看護師3名、精神保険福祉士4名、事務職員1名の8名で活動しています。
受診や入退院等の相談・調整を行いながら、患者様及びご家族が抱える心理的、経済的、社会的問題に対する援助を行なっています。
また、精神科訪問看護、「地域交流会」や「こころの健康相談」など地域と連携をとりながら、多岐に渡る活動も行なっています。平成28年度から拠点型認知症疾患医療センターの指定を受け、認知症の初期診断やBPSDへの早期介入も積極的に実施しています。
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