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院長の挨拶

新年を迎えて

菊池病院院長 木村武実   

明けましておめでとうございます。

昨年、国際的には、北朝鮮問題、トランプ大統領就任、エルサレム首都宣言による中東危機などがあり、国内では、大手企業(東芝、日産、神戸製鋼など)の粉飾および偽装改ざん、森友・加計学園問題、政治家(稲葉、今村、豊田など)不祥事、レゴランド開業、メルカリ現金売買騒動、豊洲問題などが注目されました。
最近、各国民は、自国の利益や現況からの脱却を強調する党首を選ぶ傾向がありますが、どうも悪い方向に進んでいるような気がします。

陰陽五行説の五行から構成された十干と、時刻や方角でも使われている十二支の組み合わせからみる干支を確認すると、今年は十干が「戊」、十二支が「戌」となるので、干支は「戊戌(つちのえいぬ)」となります。
戌年は戌の字が示すように滅する年、つまり草木が枯れて休眠する年といわれています。戌の司る月は、旧暦で9月、現在の新暦で10月から11月になり、季節では秋が深まる頃を指します。つまり、季節の変化を受け入れ休眠し、次の月(亥)に命の種と力を委ねるということです。
したがって、昨年の酉年は「商売繁盛・収穫の年」でしたが、戌は「守りの年」となります。また、戌年には勤勉な努力家という意味もありますので、知識を蓄えるにも最適です。

菊池病院は今年、「病棟建て替え」という大きな課題があります。昨年、着工予定でしたが、実施設計の遅延により今年に持ち越しとなりました。来年亥年以降の当院発展のため、今年は地道に、ハード面を充実させ、医療安全、感染防止、職員のメンタルヘルス対策などのリスクマネジメントを的確に行い、自己研鑽に励み、医療レベルの向上を図り、患者満足度の改善と地域住民の信頼につなげていきたいと思います。

最後になりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

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