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院長の挨拶

菊池病院 院長 木村武実
4年目を迎えて

私は、3年前の平成26年7月1日に菊池病院の院長を拝命しました。

翌8月、外来・管理棟を含めた建て替え計画が、入札不調のため白紙になりました。9月、認知症治療病棟の約3分の2の患者さんが感染するアウトブレークが起きました。その後も、毎月いろいろなことがありました。

そんな折、昨年4月14日9時26分、熊本地方は前震に見舞われました。
15日、4病棟(重症心身障害児(者)病棟:重心病棟)の壁の亀裂が余震によって拡大し、緊急会議後の同日17時40分に4病棟の患者さん50名を療育訓練棟へ急遽避難させました。約7時間後の16日1時30分、本震が起き4病棟の天井が崩落しました。避難が遅れていたら、患者さんに人的被害が及んでいたところでした。
結局、本震によって5病棟(重心病棟)も使用できなくなり、合計で80床が使えなくなりました。避難した80名の患者さんのうち15名を肥前精神医療センターと大牟田病院にお引き受けいただきました。
退院促進して空けた2病棟と作業療法棟の改修工事を行い、10月には全て80名の患者さんに広くて療養環境の良いスペースに移動していただき、ハード面での一時的な復旧を終了しました。



災害復旧の只中の昨年7月1日、熊本県菊池圏域地域拠点型認知症疾患センターの指定を受けました。

同月26日、昭和63年から厚生省のモデル事業として毎年2回行ってきた認知症高齢者対策研修が、平成28年度診療報酬改訂における認知症ケア加算2施設基準要件「適切な研修」として承認されました。10月15日、熊本県認知症疾患医療センターの施設見学・事例検討会を開催し、県内各地から100が参加されました。

同月27日には、当院の所在地である合志市の社会福祉協議会(ふれあい館)で認知症啓発講演会を行い、地域住民の方々110名が聴講されました。
このように、認知症医療に関しては、新しい菊池病院への足場固めとして一歩前進した感があります。

さて、7月1日より院長として4年目を迎えました。
4年間を「起・承・転・結」になぞらえると、「結」の1年になります。
病棟建て替え計画では、もともと1年目に精神科病棟、2年目に重心病棟の予定でしたが、震災により2つの重心病棟が使用できなくなったため、1年間で両病棟を建て替えることになりました。
震災、改修工事などにより、建て替え計画が約半年遅延しましたが、近々、入札公示にこぎ着けました。震災後の建築費の高騰・高止まりと職人不足が気になるところですが、入札が首尾良くいけば本年度中には着工の予定です。
一方、同様に老朽化している外来・管理棟の建て替えも視野に入れなければなりません。28年度経常収支率は震災により初めての赤字に転落しましたが、さらなる建て替えを目指して、29年度は入院を増やして黒字化する必要があります。
そのために、職員間のコミュニケーション、情報共有を徹底し、職員一人ひとりに「自分に何ができるかを考え、実践する」よう働きかけています。

今後とも、皆様方のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


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